古くから使われているおしゃれな建築材料!レンガについての豆知識を紹介

このサイトでは、昔から建築材料として使われてきたレンガに関する豆知識を紹介していきます。おしゃれな材料を探している方にとって必見の情報です。 また、このサイトでは、耐火についても解説していきます。火に強いものを選びたい方は本記事の情報を参考にしてえ選ぶとよいでしょう。 さらに、このサイトでは、日本で大人気の輸入品に関する情報も具体例を交えながら解説していきます。海外品に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

古くから使われているおしゃれな建築材料!レンガについての豆知識を紹介

レンガは、古くから色々なシーンで使われてきた建築材料です。
カラフルでおしゃれな見た目であることから、デザイン性のあるものを作りたいときも重宝する建築材料です。
バーベキュースペースやピザ窯などのように火を使う場所でレンガを使用する場合には、耐火レンガを選びましょう。
日本国内では、国産品のほかに輸入レンガも多く使われています。
輸入品はサイズバリエーションやカラーバリエーションが豊富なのがメリットです。

レンガは土を固めて水分を飛ばしてつくる

レンガは主に粘土を原料として作られる建築資材の一種です。
土を固めて水分を飛ばしてつくられることが特徴的です 。
最初の工程は粘土の採掘です。
採掘された粘土は粗大な異物を取り除き、細かく砕かれた状態にされます。
その後、適切な量の水を加え、均質なペースト状になるように混ぜ合わせ、この段階で色や質感を調整するために砂、石灰、酸化鉄などの材料が加えられる場合もあります。
次に、混ぜ合わされた粘土を型に詰め込みます。
この際、型の内側には粘土がくっつかないように油や砂を塗っておくことが重要です。
型詰めされた粘土は余分な水分を飛ばすため、乾燥させます。
この際、一定期間放置し風通しの良い場所で乾かします。
この乾燥工程はレンガの品質を左右するため非常に重要な作業です。
最後に窯に入れ徐々に温度を上げ、最高温度まで加熱されます。
高温で焼くことにより粘土中に含まれるシリカやアルミナが化学反応を起こし、粘土質の物質から石質の物質に変化します。
非常に耐久性が高く、長期間にわたって使用されます。
レンガ作りは素材選びから焼成まで、多くの工程を必要とするため職人技が求められます。
しかし、その耐久性や環境への配慮など、多くの魅力があるため、現代でも多く使用される建築資材の一つとなっている。

レンガは水分を含んで保湿ができる

自然素材を使用した木造住宅は見た目の良さや快適さを感じられる家としては最も適していますが、デメリットとしては家事が発生すると直ぐに燃え広がってしまうリスクが高まることです。
どうしても木を多く使用しているので火が一気に広がってしまうことが多く、消火活動を賢明に行っても全焼してしまう確率がかなり上がってしまうといった難点があります。
しかし、家事を引き起こさない家づくりを実現させることはできるとされているので、これから注文住宅の依頼をしようと試みている場合、ぜひレンガを基調とした家づくりを注文してみてはいかがでしょうか。
なぜレンガが良いのかと言うと、レンガには水分を多く含む性質が認められているため、保湿性が高くて耐火性にも優れていることが分かっているからです。
また、吸湿効果や耐久性の高さ、安全性に関しても申し分ない働きをしてくれる優秀さを兼ね備えているので、長く住み続けられる家づくりを目指しているならレンガを採用するのが一番だと言えます。

規格でサイズが決まっている普通レンガ

普通レンガは、建築物を建てるためによく使われる材料の一つです。
一定のサイズが規定されており、レンガ積みの際に一定の基準になるため、建築の安定性や美観を保つうえで重要な要素となる。
普通レンガは、粘土と水を混ぜて形成し、焼いて作られため、表面はやや粗いがしっかりとした構造を持ち強度があります。
そのため、家屋や橋などの建築物を作る際に使用されます。
また、防音性や耐火性が求められる場所や風通しのよい外壁、床などにも使用され、色や形状を変えることで建築物のデザインにも利用されています。
しかし、一定のサイズが規格されているためほかの材料との組み合わせによっては、不自然な見た目になってしまう場合があるため、最近では異なるサイズの形状のレンガが開発され多様なデザインに応えることができます。
一定のサイズが規定されているために基準に合わせた積み方が必要であるが、異なるサイズや形状が開発されるなどデザインの多様性が求められる現代において重要な材料です。

普通レンガの重さは1個2.4キロもある

レンガというとそれほど重いイメージはないかもしれませんが、数字にすると1個あたり2.4キロと、実は思いの外重さがあるのではないでしょうか。
確かに1個なら片手でも難なく持ち上げられますが、それを10個20個と積み上げるとなれば話は別ですし、何より購入の際にも重さが関係してくるので、レンガを購入するならしっかりと計画を立てることです。
お店に出向いて店頭で買う場合は、積み込める車両を手配することが重要になります。
車両は積み込むレンガに必要なスペースと、重量に耐えられるかどうかが選定のポイントです。
一方、車が運転できないという場合は、ネット通販で注文することも考えられます。
通販は手元に送り届けてもらえるのが魅力ですが、重量物となると送料が高くなったり、発送そのものが不可といわれる恐れがあるので注意です。
送料は北海道や沖縄、離島といった地域に近いほど高額になったり、別料金が請求されることがあるので、レンガを通販で買う場合は最初にこの点をチェックしておくことが大事ではないでしょうか。

味わいを出すなら中古レンガがおすすめ

部屋の雰囲気をがらりと変えたいと希望している場合、一番目に触れる範囲が多い壁のリフォームをするのが一番効果的です。
また、味わいを引き出したいと考えている方の場合には、安く購入することができる中古レンガを多めに購入しておき、程よい隙間を残しながら一つ一つ綺麗に壁に貼り付けていってみてはいかがでしょうか。
レンガはとても丈夫で劣化しにくいといった大きなメリットがありますし、敷き詰めるだけで雰囲気を一片させることができるようになるだけではなく、レトロで味のあるひと昔前の海外を思わせるような見た目に変化させることも可能なのでとてもおすすめできます。
それと、中古のレンガであれば無料で提供してくれることもありますし、金額が発生したとしても1ブロック100円程度とかなり安いため、直ぐに調達できてコストもほとんどかからない点が魅力になっています。
貼り付け作業も自分一人で十分にできてしまうくらい難しい要素はないため、部屋の衣替え季節になったらぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

レンガチップを使ったガーデニング

ガーデニングは、芝生を敷いたり、庭木を植えたりなど様々なことができます。
ナチュラルな雰囲気の庭を造る際には、レンガチップを敷くというのがおすすめです。
レンガチップとはレンガを細かく砕いてチップ上にしたもので、地面に敷いて使うアイテムになります。
観葉植物や庭木などの緑と相性が良い色で、庭にメリハリをつけながらもナチュラルな雰囲気を演出します。
茶色のものは柔らかな雰囲気に、黒っぽいものはヴィンテージ感を出すことができるため、自分好みのガーデニングを行うことができます。
他にも敷くことによって雑草対策にも役立ちます。
地面の表面を覆うことで、雑草が根づきにくくなります。
水に濡れると強いアルカリ性を示すことで、土の酸性値を下げて雑草を育ちにくくするという効果も得られます。
水を吸着する性質もあることから、湿気対策にも役立ちます。
夏場の湿気などを抑える上、保水性も強いことで土が乾燥するのを防ぐのも嬉しいポイントです。

環境を考えて利用が増えているエコレンガ

今は世界的に環境破壊への懸念が叫ばれている時代になってきているので、地球に暮らしている全ての人が環境を守る意識を持ち、使用する製品をリサイクルにしたりエコ対策が十分にされているものを選ぶようにしていくことが大切になります。
また、その概念は当然家づくりに関しても活かしたいところなので、これから新しく注文住宅などを依頼してマイホームを建てようと計画している場合には、エコ意識が非常に高いことで知られているレンガを採用してみてはいかがでしょうか。
意外と知らない方も多いのですが、レンガは叩いて砕くと土にかえる特別な性質を持っています。
そして、家屋を倒壊して不要になった建材などが出てしまったとしても、レンガであれば再利用してまた綺麗に形づくることができたり、砕いてチップ状にすることで庭の舗装に使えたりするのでとても優れているのです。
更に、腐食し難かったり火事を起こし難いなどの利点があることはもちろん、接着剤や塗料をほとんど必要としないなどのメリットもあるため、興味のある方はぜひ素敵なレンガを見つけて活用してみてはいかがでしょうか。

レンガを外装に使うとメンテナンスがいらない

マイホームを所有している人は多くいますが、購入して終わりではなく定期的なメンテナンスが必要です。
特に外壁部分は雨や風の他に太陽からの紫外線など、多くの刺激にされされているので年数が経過すれば必ず劣化していきます。
そんな中で外壁で使用する素材をレンガにした場合、殆ど手入れをしなくてもよいという点が大きな魅力の1つです。
実際にレンガが持つ特徴として、作られている材料は無機物になります。
無機物だからこそ太陽からの紫外線や水などの刺激に対して、殆ど影響を受ける事が無いので劣化しないという点がポイントとなっています。
カビやコケなどの発生しにくいので、綺麗な状態を長く保つ事も可能です。
年数が経過すれば経過するほど、味わい深く変化してくる魅力もあります。
一般的に使用されている住宅の外壁のように、再塗装を行うようなメンテナンスは行う必要がなという点は大きな強みです。
あまり日本では取り入れられる事が少ないですが、外壁としては優秀な素材といえます。

サイズによって違うレンガの呼び方

レンガには様々な大きさのものがありますが、サイズごとに呼び方が異なります。
一般的に広く利用されている普通レンガは、JIS規格により大きさが長さ210mm・幅100mm・厚さ60mmに定められています。
このサイズのレンガは別名「おなま」とも呼ばれていますが、この普通レンガの幅方向を約半分の45mmにしたものは「ようかん」、約1/3の30mmにしたものは「せんべい」と呼ばれています。
また、長さ方向を約半分の100mmにしたのが「半ます(はんます)」、さらに約半分の45mmにしたものが「二五分(にごうぶ)」です。
厚さ方向を半分の30mmに薄くしたものは「はんぺん」と言います。
さらに大きさが長さ155mm・幅100mm・厚さ60mmのものは「七五分(しちこぶ)」、長さ210mm・幅60mm・厚さ60mmのものは「二寸角」と呼ばれています。
このように大きさごとに呼び方が変わるので、購入する際は必要なサイズの名称を覚えておくと良いでしょう。

レンガの積み方は国によって異なる

レンガの積み方は国によって異なります。
代表的なものは「フランス式」と「イギリス式」です。
フランス式のほうが早く日本に伝わったといわれています。
その方式は、レンガの長手(長い面)と小口(短い面)を交互に並べていく方式です。
前から見ると、長さの異なる面が順番に並ぶことになります。
この方式の発祥が、ベルギーのフランダース地方であることから「フランドル積み」ともいわれます。
この方式は外観の「美しさ」が特徴です。
一方、耐久性は「イギリス式」に比べるとやや劣るとされることから「フランス式」は徐々に衰退していきました。
積み方のもう一つは「イギリス式」です。
こちらは明治時代に日本に伝わったといわれる方式で、長手(長い面)だけの段と、小口(短い面)だけの段を交互に積んでいきます。
この方式の特徴は何といっても「強度」です。
また、レンガの数が少なくて済むことから「フランス式」にとって代わっていきます。
その特性から主に鉄道の橋梁などに用いられた方式です。

レンガの目地にもいろいろな種類がある

レンガを自宅で使用して壁や花壇に窯などをDIYしたい場合、使用するレンガだけでなく目地に使用する材料もしっかり選ぶ事が重要です。
材料をそのまま積み上げるわけではなく間隔をあける必要がありますが、つなぎ目部分に使用する材料になります。
一般的な種類としてモルタルがあり、扱いやすく多くのDIYなどで活用する事が可能です。
モルタル自体はセメントと水と砂を混ぜたものであり、柔軟性が高いのが特徴でもあります。
外壁に使用するといった時などに優れており、接着剤の役割も行ってくれるのが特徴です。
装飾性にも優れていますが、強度面ではあまり高くないのでその点も理解して利用することがポイントになります。
他により強度を増した目地材にコンクリートがあり、モルタルに砂利を加えることで作る事が可能です。
強度が高いので壁や柱など丈夫さが求められる箇所に使用に向いていますが、引っ張るといった力には弱いのでその点を考慮して使用する事がポイントとなります。

一般で使われているレンガが赤い理由

レンガは赤いカラーリングが一般的です。
赤煉瓦は煉瓦と同意義とも言われてるほどですが、その理由は原材料にあります。
煉瓦の原始的な形式は、乾燥している土に水で軟らかくした泥を接着剤代わりにして、組み合わせ住居を作るという住居に活用されています。
これでは雨が降ると途端に強度が落ちてしまい、住居を更正する素材としては不安です。
もっとも当時は砂漠地帯で採用されていたため降雨の機会はほとんどなく、水にぬれることは実際には心配する理由は無かったわけです。
現在に至るレンガの原型は世界四大文明が栄えたエリアからでした。
同時発生的に土をこねて乾燥させて火で焼くという作り方が世界各地で普及していったわけです。
焼き煉瓦になりますが、土に含まれる鉄分が加熱で酸化し、さびへと変化します。
つまり鉄が酸化した酸化鉄、いわばさび自体になりますが赤い色は、そのさびが正体だったわけです。
従って赤レンガの色合いは砂鉄が酸化したサビの色といえます。

レンガの作り方には日干しと焼成がある

昔から家づくりなどに使われてきたのが、粘土を型に流して成形し、乾燥させたものであるレンガになります。
レンガには日干しと焼成の2種類があり、それぞれ特徴や強度などが違います。
日干しはレンガの原型とも入れるもので、紀元前4000年前から作られてきたと言われています。
土や藁などをすき込み、型に入れて型抜きしたら天日で乾燥させたものになります。
焼いて作るものは異なり、強度はあまりありませんが長持ちするのが特徴です。
きちんと手入れをすれば、数百年使えると言われています。
安価で耐久性が高いため、石窯などにもよく使われます。
焼成レンガは、型に入れたものを焼いて作ったタイプです。
日干しに比べて強度が高く、水に強いというのが特徴と言えます。
ピラミッドなどの大きな建築物などに使うことができ、耐熱性・耐久性などにも優れています。
近年では、土からできて土に還る素材として注目されており、見た目もおしゃれです。
様々な種類があるため、使う場合には用途に合わせて選べるのも魅力となっています。

レンガを平らに並べるために必要なコツ

住宅のエクステリアに対して、土のままではなくレンガを用いて敷き詰める方法をDIYで行うには、何も気にせずに並べていくと凸凹の部分が出てしまいやり直しが必要とされます。
レンガをミリ単位で狂わずに平らに仕上げるにはホームセンターで販売されている水平器を利用する方法はあります。
水平器は安く買える便利品ですが、レンガを地面に敷く用途では1個ずつ水平器で確認をするには時間が掛かり過ぎてしまい作業性を良くすることはできません。
この問題を解消するコツがあり、まずは基準点となる位置を決めて1個のレンガを置いて棒と細めのロープで対面側まで這わせる方法であれば誰でも簡単に行えます。
棒は割り箸で対応することができますが、適切なロープが無いという場合はホームセンターで必要メートル数を購入することで済ませられます。
この方法はズレが生じないように棒側にロープを固定する位置をマジックなどで印を付ける方法で、敷き詰めるスペースに対して適切な数のロープを張ることにより凹凸や反り、曲がりなどを防げます。